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理系大学受験化学1・2の新研究
著者: ト部吉庸
出版社: 三省堂
ページ数: 728p
発行年月: 2004年12月
2,500円 (税込 2,625 円) 送料無料
レビュー
この本は、難関大学志望の受験生全員に勧めたい。
それは、この本が「化学の辞書である」という理由に尽きるだろう。
とにかく「なぜ?」に答えてくれる。
そしてこれ以上の論述対策本は存在しない。
本書は化学の辞書である
この本をメインの参考書に据えるのは、効率が悪い。
というのも、
本書の圧倒的な情報量(なんと高校化学の教科書に比べ、約3倍!!)が原因だ。
また、本書の中には読者の理解を促すため、大学レベルの記述をしている部分もある。それゆえ、本書を前から順々に読んで理解していくのはかなり非効率だといえる。
しかし、辞書として使うのに本書は最高なのだ。
その理由は以下の2つ。
・ひとつは、とにかく索引が充実していること。
・そしてもう一つは詳しすぎるほど詳しい解説だ。
本書はハイレベルな参考書と思われがちだが、全くそんなことはないどころか、かなり読みやすい。
「難しい」のではなく、「詳しい」のである。
問題を解いて疑問が生じたらすぐに本書で調べる事をすすめる。
教科書的に丸暗記するより、きっと記憶に残る。
記述問題対策として
また、本書は難関大学志望者にはぜひ使ってほしい。
大学の2次試験で当然出題される記述問題の対策になるからだ。
教科書だけでは、
記述問題(特に理由説明) に答えるために必要な、
「なぜその反応が起こるのか」
「何が原因となり物質の性質を決めるのか」
については理解することができない。
根本的な成り立ちから理解できる本書を、記述対策として読み込めば、
どんな記述問題にも立ち向かえるだけの力が付くことは間違いないだろう。